画像編集ツール持っていない人向け、WEBイベント(pictSQUARE・OperationVR・他)で画像を作らないといけないときに使えるWEB上で作成できるツール「バナー工房」のご紹介。
以前の記事でも紹介していたのですが、サンプル画像を作ってもう少し詳しく説明します。
WEBイベントの「ポスター」「テーブルクロス」「お品書き」などを作る際に、背景素材を探している時間がないけど無地も素っ気なくて嫌、という人向けです。
バナー工房で作成できる画像は、横幅、縦幅ともに最大値は2000pxまでです。そのためweb画像専用のツールになります。(印刷するためのデータとして使うにはサイズが小さい)
1画面で全て完結するわけではなく、1つの加工終わったら保存して、次の加工ができるページに移動して次の加工、という手順で加工を追加していきます。
(背景素材を作る→「合成」に移動して表紙等の画像を設置→「文字入れ」に移動して説明文、という流れ)
WEBイベントで必要な画像サイズ
[2022.2月時点の規格]※下記以外にも設営に必要な画像がありますが、バナー工房で作るのに適した画像の規格サイズの案内のみ抜粋しています。
OperationVR
OperationVR: サークル出展用データ作成サイズ一覧
敷布テクスチャの規格
1spの場合 横512px、縦685px
2spの場合 横1024px、縦685px
透過なしフルカラーPNGポスターテクスチャの規格
横364px、縦512px
透過なしフルカラーPNGサークルカット
横512x、縦512px 透過なしPNG
※バナー工房は設定で「透過度(透明度)」が設定可能ですが、敷布・ポスター・サークルカット製作時は「透過なし」を指定してください。
※上記以外に「頒布物のサンプル画像」を作る必要があります。
文字データを印刷可能な状態にするツールについては、当ブログ別記事「作品を印刷できる状態にする」をご参照ください。こちらの記事で紹介しているのは高解像度の印刷用データ作成ツールですが、大きく作ったあとにwebサイズに縮小リサイズをしてサンプル登録してください。
★バナー工房:画像サイズ変更(画像拡大、縮小)-画像の大きさ変更
★窓の杜:縮小革命(win用インストールアプリ) 要WIN PCインストールですが複数画像を一括加工できます
WEBサイズだけで良い場合はwebツール「文庫ページメーカー」などもご利用ください。
SS名刺メーカー 公開中のツール一覧 https://sscard.monokakitools.net/
pictSQUAR
pictSQUARの「おしながき」の推奨サイズは「たて1000px × よこ500px」ですが、タテは短くても問題ないです(頒布物が少ない人は短く500×500px等で作ってもOKです)。
文字入れすれば即使える、pictSQUARの「おしながき」用に大きさとデザインが形成済みの背景素材が欲しい人はこちら。
素材を自分のPC・スマートフォンに保存したあと、バナー工房の「合成」メニューから素材を読み込んで、文字入れ加工をすれば良いと思います。
pictSQUAREで使えるお品書きテンプレート https://www.pixiv.net/artworks/92287164
時間がない・シンプルでいい人向け バナー工房でシンプルな背景を作成
便利なWEB画像編集ツールはいろいろありますが、バナー工房はシンプルな操作で背景画像(PNG形式)が作れます。
WEBブラウザ上で操作し、アカウントを作る必要もないため、今すぐ簡単な画像を作りたい人にオススメです。
オンラインで画像加工と編集ができるWEBアプリです!
「バナー工房」は、登録・インストール不要の誰でも簡単に画像を編集できるWebアプリ(全て無料のフリーソフト)です。
https://www.bannerkoubou.com/
どんな柄が作りたいかを決めて画像作成ページに移動し、作りたい画像のサイズを入力して、好きな色を選択して、ボタンポチー(画像生成)、自分のPCやスマホに保存!、で完了。作者さんありがとうございます!
作れる画像は「単色」「水玉」「ストライプ」「集中線(放射ストライプ)」「グラデーション」「グリッド(方眼)」「黒板」です。
※このツールでは背景画像作成以外に文字入れも行えるので、背景制作後にそのまま文字入れに移行できます。フォントもかなりの種類が使用可能です。
以下は作れる背景画像の見本です。色は各自で自由に設定できます(黒板は固定)
※バナー工房で作った画像は「素材として再配布するのは禁止」です。なので「あらかじめサイズ整えた柄付き背景データ配ったらみんな便利だよね! → イベント用フリー素材をこのツールで作成」という使い方はできません。詳しくは利用規約をご確認ください。
単色
https://www.bannerkoubou.com/photoeditor/background/
グラデーション
https://www.bannerkoubou.com/photoeditor/gradation/
黒板
https://www.bannerkoubou.com/photoeditor/blackboard/
ストライプ
https://www.bannerkoubou.com/photoeditor/stripe/
幅は自由に設定できます。
斜めストライプの場合、幅が細いとループ接続部分に隙間ができる場合があります。幅を太くするとシームレスに繋がります。
ドット(水玉)
https://www.bannerkoubou.com/photoeditor/polkadot/
水玉の大きさは自由に変更できます。
グリッド(方眼)
https://www.bannerkoubou.com/photoeditor/grid/
線の幅は自由に設定できます。
集中線(放射ストライプ)
https://www.bannerkoubou.com/photoeditor/intensiveline/
色の組み合わせのヒントツール
「水玉」「ストライプ」の色の組み合わせのヒントとしてcanvaの記事をご紹介します。
デザインをセンスアップする“いけてる配色パターン”100選!
もっと色々な情報が欲しい人向け。時間がある人はこちらから好きなツールをどうぞ。
【2021年版】もう配色デザインには迷わない!すごい無料カラーパレットツール83個まとめ
ツールの操作
背景画像作成は、画面をスクロールした下側にパラメーターを入力する場所があります。
画像の縦横サイズや色などを入力して「画像を作成する」ボタンを押すと画像ができあがります。何度でも作成できるので、色やパターンが気に入ったものができるまで試してみてください。
分からなかったらとりあえず画面をスクロールして下の方を見ると入力場所や加工メニューが出てきます。
画面下側のパラメーターを設定して画像作成、その後画面上側のボタンで保存。
見本はストライプ作成画面です。
「画像を作成する」ボタンを押したら、上にスクロールして保存ボタンを押す。
[上側] 保存ボタン → 画像ダウンロード [上側] 削除ボタン(ゴミ箱アイコン) → 作成画像リセット [上側] 履歴 → アンドゥがないので、やり直す場合はここから前の状態を拾うと状態を戻すことができます
画像読み込み
「[加工メニュー] 合成 → 画像読み込み」で、自分の好きな画像を読み込み、貼り付ける事ができます。
素材や、お品書きに貼り付ける本の表紙などを貼り付けることが出来ます。
PCは画面左側に加工メニューが出てきます。(スマートフォンの場合は左上のメニューボタン押す、または一番下までスクロールすると加工一覧が出てきます)
文字入れ
多分一番使う機能の「文字入力」。
フォントの種類・設定可能な項目が多いので、いろいろなデザインが可能です。
「文字スタイル設定」入力エリアの上側に、完成した文字が出てきます。
まとめ
バナー工房はこの記事で紹介した以外にも多彩な機能があるので、時間があるときに色々触ってみてください。
また、他にも便利なweb画像編集ツールがあるので、自分に合うものを探してみてください。
当記事がwebイベント参加のお役に立てば幸いです。
他の便利な画像編集ツール(無料)紹介