当ブログ過去記事のコシャリのレシピについて、2017/11月現在で閲覧可能・分量が明記・手順がわかりやすい等のレシピを抜粋しました。
レシピの傾向を見ていると、
白飯ベースの場合はトマト缶の濃いめのトマトソース
ご飯に油が多めに入っている場合はトマトペースト+水の薄めのトマトソース(中東料理店はこのレシピが多い)
という組み合わせになっているようです。
コシャリを出すお店ごとの傾向についてはこちらの「[メモ]コシャリを出す店の分類」の記事をご覧ください。
過去記事一覧
レシピ紹介記事について、過去分全部を確認したい場合は下記の「過去記事一覧」をご確認ください。
こちらのリンクから過去にコシャリのレシピを取り上げた記事全てを参照できます(分量が明記されていないけれど面白そうなレシピなども含めて閲覧できます)
過去記事から抜粋レシピ
キッコーマン(デルモンテ)のコシャリのレシピ
簡単
売っているトマトソースにカレー粉を入れてスパイス風味をつける(自分でクミンのみに変更しても良い)
白ご飯にバターを絡めて風味をつける
トマトソースかけご飯のイメージ
キッコーマンのトマトソース(基本的な味付け済み)を使う簡単レシピです。
キッコーマン公式HP内「料理レシピ/ホームクッキング」 より
コシャリ(エジプト風混ぜごはん)
エキゾチックな味わいのエジプト風屋台料理を簡単に!
リンク先ではレシピ以外に、野菜の下準備・切り方などを動画で紹介していて、料理初心者でも理解しやすいです。
後がけ調味料については触れられていないので、自分で用意するか、一度作って味をみた上で用意するか決めると良いと思います。
料理研究家・荻野恭子さんのコシャリのレシピ
ダイスカットのトマト缶でトマトソースを作る
ご飯をパスタと一緒に炊いてバターで風味をつける
トマトソースかけご飯のイメージ
世界の米料理: 世界20カ国に受け継がれる、伝統的な家庭料理 2015/9/4
こちらは荻野恭子さんの本でコシャリのレシピが掲載されています。
基本的には次項目のキューピーのレシピとほぼ一緒です(一部材料とバター投入タイミングが異なる)。
本文レシピページはこちらのGoogle Booksから参照できます(リンク先へどうぞ)
キューピー3分クッキング
荻野恭子さんのコシャリレシピはキューピー3分クッキングのHPでも公開されています。「トマトの水煮缶」と、「キューピー製品(サラダクラブのミックスビーンズ)」を使ったレシピです。
こちらのリンク先レシピは印刷可能です(PCで閲覧の場合のみ)。
エジプト風炊き込みごはん
2010年3月12日(金) 荻野 恭子 先生
エジプトの国民食‘コシャリ’をご存知ですか?
[PC(レシピに直接リンク)] http://www.ntv.co.jp/3min/recipe/print20100312.html
動画でのレシピ
VEGGIE DISHES(ベジーディッシーズ)のコシャリのレシピ
ホールのトマト缶でトマトソースを作る(クミンシード使用)
ご飯をパスタと一緒に炊く
トマトソースかけご飯のイメージ
コシャリと、ダッア(お酢のソース)のレシピです。動画での説明なので見本が欲しい人におすすめです。
文字レシピ(コシャリと酢ソースダッアの作り方)は、リンク先・動画下のコメント部分を展開してください。
エジプト料理店「Nefertiti Tokyo」監修レシピ
トマトペーストと水で作るトマトソース(タマネギ入り)
玉ねぎを炒め、そのあと白ごはん・豆類・マカロニを炒めて混ぜ合わせる。タマネギ&トマトソースがけチャーハン的なイメージ
クミンはパウダーを仕上げ段階でふりかける
「Nefertiti Tokyo」オーナー河本イマドさん監修のレシピが豆類協会HPや料理本にて公開されています。
お店で出ているコシャリに比べて米の割合が多かったり、炒めた細パスタ(シャレイヤ)を使っていないので、お店のものそのままではなく日本の家庭で作りやすいようにアレンジされたレシピだと思いますが、作ってみたい方の参考になると思います。
[(公財)日本豆類協会 配布資料] Beans in the World 世界の豆料理いろいろ
☆ターメイヤ・コシャリ・ひよこまめとモロヘイヤのスープ、を監修。豆類協会のためのレシピなので豆の種類が多い。
世界の豆料理: 中東、アフリカ、米大陸、ヨーロッパ、アジアの郷土色あふれる120のレシピ(リンク先見本にレシピあり)
☆「Nefertiti Tokyo」はコシャリのレシピを監修。 レシピはリンク先の本文見本参照。
※豆類協会のHPとは若干レシピが異なる。「シャリーヤ」とはバーミセリのような極細パスタのこと(日本で一般的に売られている1.2mmよりも細い)このレシピでは茹でて加える。
店の料理では澄ましバター等で炒め、油を切った後に米に混ぜているのではと推測。
「カルタゴ」中野の中東料理店のコシャリ
クミンで煮たレンズ豆の煮汁に、トマトペーストとカイエンヌペッパー(辛)を入れて作るトマトソース
タマネギを炒めた油でご飯を炒め、そのあと炊く(パエリアのような作り方)
タマネギ&トマトソースがけチャーハン的なイメージ
こちらのレシピでは米は炊く前に炒めます。タマネギ風味が強く香るコシャリです。
コシャリの準備です。レンズ豆2カップをクミン大匙1とおろしニンニク小匙1と水3カップで煮ます。煮えたらレンズ豆揚げて、残りにカイエンヌペッパー小匙1、ビネガー大匙2、塩、トマトペースト大匙3でソース作ります。玉ねぎ1個スライスして小麦粉まぶし、油で揚げておきます。 pic.twitter.com/GWtZjprfjF
— chef (@CarthagoChef) August 5, 2017
Koshari・コシャリ。玉ねぎスライス一個分を大匙3の油で炒め、米3カップを透き通るまで炒め、下のレンズ豆混ぜ、3カップの水と塩胡椒で炊きます。別に茹でておいたマカロニ、ひよこ豆を混ぜ蒸らします。器に盛ってトマトソースや揚げ玉ねぎを好みでのっけて食べます。 pic.twitter.com/UxKG6pnP5L
— chef (@CarthagoChef) August 5, 2017
トマト缶で作った(濃い目の)ソースの方が好きだー!というかたはこちらを参照してください。その場合上のレンズ豆煮汁辛ソースを後がけ辛調味料として使うと良いのではと思います。
コシャリ!エジプト好きのママに食べさせたらトマトソースがないと大騒ぎ!作りました。トマトソースは玉ねぎとニンニク炒め、カットトマトに塩胡椒で煮込んだものです。カル・酢とシャッタ・辛いソースを好みでかけて食べます。アラビア語はファラフェルで、カッコ内はターメイヤです。忘れるなあ〜 pic.twitter.com/R85ygkYfs0
— chef (@CarthagoChef) August 5, 2017
後がけ調味料「シャッタ」「カル/ダッア」2種のレシピ
あとがけ調味料についてはまだレシピをまとめきれていないのですが、興味のある方はこちらの項目をご参照ください。
おまけ・クックパッドのレシピ
クックパットの場合、押麦・雑穀などを加えた「肉を使わない料理」としてアレンジされたレシピが人気のようです。
こちらの材料の組み合わせのほうが好みの場合はこちらをどうぞ。
クックパッドニュース:お家で旅行気分♪エジプトの郷土料理『コシャリ』を作ってみない?
クックパッドではアレンジレシピが人気レシピとして先頭に上がっていますが、しかしよくよく見てみると興味深い投稿もいくつか。
投稿日が古いものの中には、中東のかたから聞いたというレシピがいくつかあります。
じっくり探すといろいろあって面白いです。
こちらもなかなか楽しいです。