コシャリの後がけ調味酢の「ダッア」。
ダッアは「酢・ニンニク・レモン・香辛料」等で作る、酢メインの後がけ調味料です。
酢ソース、という感じのニュアンスのようです。
このレモンニンニクは中東ではポビュラーな調味料のようです。
レモンニンニクって何?と質問が!書きますが、そのまんまです。レモン汁におろしたニンニク入れたもので、鶏とか魚にかけて食べます。昔、渋谷にあったアラブ料理店のエジプト人シェフから教わったものです。
お店、出来てはなくなるの繰り返しを見てきました。アラブ料理日本ではだめなのかな。 pic.twitter.com/RSSHTO8Pw7
— chef (@CarthagoChef) April 19, 2017
中野の中東料理店カルタゴのシェフのツイートよりお借りしました。
「カル」これは「酢」そのものを指す単語ですが、コシャリの後がけ調味料の名前としても時々あげられます
(後がけ調味酢ソースを『カル』として紹介している場合がある)
「ダッア」と「カル」は名前は違いますが、コシャリに関して話す時は同じものを指しています。
「コシャリの作り方1」 3兄弟とエジプト生活 ネット上のコシャリ情報
http://plaza.rakuten.co.jp/smurfhanaco/diary/201103210000/
上記ブログのコシャリに関する記述中、気になった点があるので補足す。
カルとは、「酢」のことであり、間違いではないが、
コシャリ店に置かれている、ラムーン(※下項目参照)などで調味されたものは「ダッア」である。http://blog.goo.ne.jp/amoremaru/e/18b2d33f6126d2361366c548c0731870
ラムーン
レモンのことだが、エジプトのレモンは日本のすだちくらいの小ささ
http://blog.goo.ne.jp/cairo-study/e/2361b813c2164fa1870a84f494a51dbd
エジプトで一般にレモンといえば、この小さくて丸い「ラムーン」を指します。
※出典元は上の「全日本コシャリ研究所 略称「コシャリ研」と管理人が同じエジプト情報サイト「アモーレ塾」
酢ソースの材料としてあげられているラムーン(レモン)ですが、果物自体を添えて出す形式もあるようです(下リンク先記事の写真参照)
日本でいうと、焼いたサンマの横に半分に切ったすだちが添えられていて自分でかけてねという形式に当たるのだと思います。
またエジプトの店ではテイクアウト時にはソースを別に袋に入れて渡してくれる様子がわかります。
この店ではラムーンが添えられているので酢ソースは無く「トマトソース」「チリソース」が渡されるようです。
コシャリはコスパ最強のエジプト料理!
ラムーンが木に実っている所と、手の上に置いたサイズ比較は、こちらの旅行ブログにて見ることができます(記事の真ん中付近)
◆エレファンティネ島のヌビア村◆
エジプトのレモンって、こんな感じなんです。ライムみたいですよね~(ってライム?)