にんにく(大蒜)は古代エジプトの時代から薬用・重要な香辛料として利用されてきた。エジプトのピラミッドを建設した労働者には毎日ニンニクが配られていたという話は有名である。
葉、茎、りん茎を使う。日本では戦後まではほとんど薬用として使われていた。
白い大粒のりん片6~10個付く軟骨種と、赤みを帯びた小さいりん片が10~15個つく硬骨種などがある。
ねぎの仲間に共通のニオイ成分硫化アリルが非常に多く、これが薬効の元になっている。生で多く摂ると胃が荒れる。
特有のにおいは刻むと強くなるが、加熱すると少なくなる。