調べたこと

[メモ]アスクレピオス信仰についての年表(FGO)

投稿日:2019-10-14 更新日:

アスクレピオスについて自分が調べたことのメモです。

本当は項目が色々あるのですが纏まりきらないため、まずは年表に当てはめていって、出来事を時系列順に並べてみました。出来事とアスクレピオス信仰の広がりについて、関連がわかりやすいのではと思います。

図表にしたほうがわかりやすいのですが、機会がありましたら改めて。

 

用語の説明はあまり詳しく記載していないので、わからない単語があったら検索してみてください。こちらも機会があったら改めて。

調べ中だったり自分用のメモなので、後から追記・修正したりします。

[メモ] アスクレピオスに関する論文

 

 

 

この文章の使い方

どの英霊でもそうですが「史実ではなく、TYPE-MOON世界での設定」「『現在の人間のイメージによって再定義された』英霊」です。

また、学説や資料によって「史実」と考えられる事象が異なります。日々新たな発見もあります。

この記事についてはあくまでざっくり調べた程度ですので、こういう考え方もあるのか程度に受け取っていただければ幸いです。

皆様各々で各種資料を参照して補強しつつ「うちのサーヴァントはこう!!」というイメージ固めや創作のお役に立てば幸いです。

当記事はwikiからもデータを引っ張ってきていますが、wikiは一般人のフリー編集なぶん内容については不確かな部分もあります。

各項目について正確に知りたい・調べたい場合は、記載内容を自分で確認し直すことをおすすめします。

(例を挙げると、出典元の情報や書籍が俗説を採っているものだったり、不確かなものだったり、再話されたものから取られている事が明記されていなかったり、など)

※再話—伝承的な昔話や伝説を、歴史的な資料として忠実に記録するのでなく、現代的な感覚や用語で文学的に表現したもの。また、その作業。

自分が調べたことメモなので、各資料に関しての感想は個人の考えになります。

なので別の人が資料を読んだら別の結論になることも考えられます。

興味があったり面白そうな資料があったら、ぜひご自分でも読んで確認してみてください。

この記事の情報や出てきた単語が調べ物のとっかかりに使えましたなら幸いです。

 

 

 

 

まずは世界史とか年表とか

簡単にざっくり知ろうということで高校生用の世界史学習用のページをご紹介。

さくさく知りたい人は次の項目の年表に飛んでください。

 

[文章]

文で読みたい方はこちら。

wikibooks 高等学校世界史B/ギリシア世界とオリエント

自由編集のページなので何処まで正確か怪しさがありますが、とりあえず歴史の流れと主な出来事をざっくり知ればいいだけなのでこちらで。

 

 

[動画]

ヒマな時にでもこちらの動画を流してざっくり聞いてください。

※新しい発見等で学説は日々変わっていくので、この動画内の説明は「2016/03/31時点での(受験用の)通説」という認識でお考えください(wikiだとまた違う事が書いてあったりする)

 

【世界史】 ギリシア世界1 エーゲ文明 (18分)
https://www.youtube.com/watch?v=8Vks-mjABOw
「ギリシア人」が入ってくる前の時代

 

【世界史】 ギリシア世界3 ペルシア戦争 (17分)
https://www.youtube.com/watch?v=281H7tRW7K8
アテネで疫病が流行した話に触れる

 

【世界史】 ギリシア世界5 ギリシア文化① (11分)
https://www.youtube.com/watch?v=pdPnlnZqHzY
ホメロス、アリストパネス他の説明

 

【世界史】 ギリシア世界6 ギリシア文化② (16分)
https://www.youtube.com/watch?v=XGEyLWHoHV4
ヒッポクラテス説明

 

こっちは興味があったらどうぞ
【ギリシア世界】の授業一覧
https://www.youtube.com/playlist?list=PLiRy47VSZM61ukTuQv9E5c8Uoh6MlUd3j

 

 

 

 

 

 

 

おおまかな古代ギリシアの歴史年表(メモ)

動画「ギリシア世界1 エーゲ文明」を参考にした年表+アスクレピオス信仰についてのメモ。
最新学説等々については必要に応じて調べてください。

 

 

 

前2000-1600 クレタ文明

銅・青銅器の文明
クレタ島を中心としている
中期末には線状文字Aが使われるようになった(未解読)

解読されたらまた新事実が出てくるかもしれない。

 

 

 

 

前1600-1200 ミケーネ文明

線状B文字記載の粘土板文書が見つかっている
滅亡理由はよくわかっていない

※シュリーマンによってこの時期の遺跡のトロイア遺跡が発掘される
※叙事詩「イリアス」の題材のトロイア戦争はこの時期と考えられている
※前1500年頃 テッセリア地方ではアスクレピオスの神話が成立していた
※(自分メモ)アスクレピオスはこの頃はまだアポロンと結びついてはいない土着の神だったと推測
※(自分メモ)アスクレピオスはモデルの人物がいるのか、想像上の人物かは現在不明

※医療系の書籍には「紀元前13世紀に生きていたと思われるアスクレピオス」という記述がある
https://www.aozora.gr.jp/cards/001783/card56524.html

※(自分メモ)ヒポクラテスは父の先祖(一族の始祖)がアスクレピオスという伝承を持っているため、医療系の場合実在前提の話が多いのだと推測

※信仰され始めた時期はミケーネ文明付近?

 

※アルゴー船の研究のウェブサイトで、線文字B時代のアルゴー船の伝説についての論文に触れています。大意としては「ミケーネ文明時代にアルゴー船の物語に出てくる都市の形跡があると考えられる」という話。興味のあるかたは覗いてみてください。

(マーティンP.ニルソン、ギリシャ神話のミケーネの起源(バークレー:カリフォルニア大学出版局、1932年))

リニアB テキスト ミケーネ時代1600-1200 BCE (機械翻訳)

http://www.argonauts-book.com/linear-b-texts-and-oral-traditions.html

現在でもミケーネ文明の頃から神話の原型があった(初出?もっと前から?)と考えられているようです。

 

 

 

 

前1200-800(前12-8世紀) 暗黒時代(史料欠落)

この期間は史料に乏しい(文字史料がない)

「後のギリシア人」が「ギリシア地域」に入ってくる
鉄器を持った戦闘力が高い民族だった
関連ははっきりしていないがミケーネ文明は崩壊した
何があってどういう時期だったのかは(推論は複数出ているが決定打がなく)不明

※アスクレピオスをはじめとして、アルゴー船の物語、イーリアス/オデュッセイアに出てくる神や英雄たちは、後のギリシア人とは異なる人々?(ギリシア神話では「黄金・銀・青銅/英雄の時代」という区分がある)

※神話はこの時期に口伝で発展していったと考えられている。

 

 

前900(前9世紀)頃

フェニキア文字を元にして、ギリシア語圏でもアルファベットで表記するギリシア文字(Greek alphabet)が新たに開発される
古代ギリシア世界に新たな文字文化が形成される前提条件が整う

 

古代ギリシアの暗黒時代とは何か?③ヨーロッパ古典時代の幕開けとホメロスの叙事詩
https://information-station.xyz/3417.html

フェニキア文字の地中海世界への伝播とギリシア文字、ローマ字への発展
https://information-station.xyz/3519.html

 

 

 

前800(前8世紀)

ポリス(都市国家)が成立する。海上貿易でギリシアは栄える

※新しい文字ができた事で史料が残り始める
※古代ギリシア文学の二大叙事詩、ホメロス(Homeros)の『イリアス』(Ilias)と『オデュッセイア』(Odysseia)が書き記される
※伝説自体はこの時代ではすでに既知の物語だった(物語成立はおそらくもっと前)これ以前は吟遊詩人による口伝だった

※ホメロス以外の作者の物語もあった(現在は失伝)
※紀元前600年以前 ホメロスやヘシオドスの文芸作品が創作される

※ホメロスのイリアスにも、戦争に参加した人物としてアスクレピオスの息子二人が参加している(息子たちの記述時にアスクレピオスの名前が出てくる)

※息子たちが出てくる話については一部未確認なので現時点ではメモ程度。本によっては軍艦を30隻率いて…等の記述があるらしい(確認中)

図書カード:イーリアス – 青空文庫

ホーマー Homer 土井晩翠訳 イーリアス ILIAS – 青空文庫
https://www.aozora.gr.jp/cards/001099/files/46996_40612.html

 

 

 

紀元前600-400年

コス島の医師一族のあいだでアスクレピオスが始祖として崇拝される(ヒポクラテス)

ここのページの解説によると

コース(3):コースへの植民

アスクレーピオスは病気を治す神と信じられており、近隣から、病気を治したい人々がコース島のアスクレーピオス神殿に参詣しました。このアスクレーピオスの信仰は、母市であるエピダウロスから植民者がもたらしたものでした。エピダウロスもコースと同じようにアスクレーピオスの信仰の中心地でした。

http://cuscus.hatenablog.com/entry/2018/12/25/063241

とのこと。(出典が明記されていないのでメモ程度で)

 

 

 

紀元前500-300年

アスクレピオス信仰・エピダウロスの聖域が最初に隆盛を迎えた時期

※アポロ・マレアタス信仰が衰えた紀元前6世紀頃、アスクレピオスを崇拝する人々がこの地を聖域とした
https://ja.wikipedia.org/wiki/エピダウロス

※アポロンの治癒神としての側面を受け継いで信仰を広めていった

※「癒しの民間信仰―ギリシアの古代と現代」では、古代ギリシアの「癒しの祭祀」は「アスクレピオス以前」と「アスクレピオス以後」、時期としては前五世紀を間に挟んで「それ以前」と「それ以後」として二つの時期に大別しての検討を提示している。

※アスクレピオスが独立した治療神として見られるようになったのが前五世紀頃、という事なのかなと推測。

 

※エピダウロス遺跡には1万5000人の観客を収容することができる古代劇場が残っている(世界遺産)。この巨大施設は日常的な用途というよりは年に一度か二度開催される数日間に渡る大祭のためのもので、ギリシャ全土から信者が集まった。(「癒しの民間信仰―ギリシアの古代と現代」参照)。

 

 

 

 

前500-400

ギリシアにペルシア軍の襲来(戦争)~内乱

(※前500~300頃にエピダウロスでは聖域に癒やしの施設を増築。アスクレピオスの聖域はかなり賑わっていたようである)

(※前467年にアポロンを祀る神殿がローマに建立され、紀元前460年にエピダウロスのアスクレピオスが祀られた。間借り?)

 

 

 

 

 

前462年 祝勝歌

ピンダロス(紀元前522年/紀元前518年 – 紀元前442年/紀元前438年)の作。

「ピュティア第三歌」ケイロンがアスクレピオスを育てた話。アスクレピオスの生誕の話。その後、謝礼の金の為に死者を蘇らせたためゼウスの稲妻に殺された話。

「ネメア第三歌」ケイロンに育てられた子供の名前でイアソン、アスクレピオスが挙がっている。

 

 

 

 

 

 

前431-404

ペロポネソス戦争

 

前429年と紀元前427/426年の冬 アテネの疫病(トゥキディデスの『戦史』第2巻中の疫病記)

429年アテネで疫病が流行してペロポネソス戦争を主導したペリクレス病死(この後戦争は敗北)
https://ja.wikipedia.org/wiki/ペスト#ペストの歴史

 

ペロポネソス戦争時の、ペリクレスの籠城作戦は、アテネ市内に「ペスト」の蔓延をもたらしました。

https://56833713.at.webry.info/201007/article_8.html

癒しの民間信仰―ギリシアの古代と現代

 

過密状態のアテネでは、この病気により推定25%の人口が死亡
紀元前415年までアテネは遠征を行えるレベルまで回復できなかった
https://en.wikipedia.org/wiki/Plague_of_Athens
※(自分メモ)「アテナイ人は神がスパルタを好むという証拠としてペストを指摘し、これはアポロ自身(病気と薬の神)が全力で戦ったならばスパルタのために戦うという神託によって裏付けられました」アポロンが都市単位の疫病を司るという話の根拠?

 

アテネの悪疫については「癒しの民間信仰―ギリシアの古代と現代」で前後の出来事を詳しく扱っている(エピダウロス国への軍隊遠征と悪疫のタイミングが重なったことで信仰が拡大したのではという推測など)。詳しく知りたい人はこちらの本を参照。

 

 

 

 

前421

アテナイにアスクレピオスを祀る末社が設けられる。

悪疫が発生した外港の街ペイライエウスにアテネ国営の聖所を勧請。市内にアテネの一市民テレマコスが個人の名義で勧請。

 

※論文があったのでメモとしてリンクを貼っておきます

紀元前五世紀後半のアテナイにおける宗教と民衆 : アスクレピオス祭儀の導入を中心に

 

 

 

 

 

前388

アリストファネスの喜劇「Ploutos」上演
https://en.wikipedia.org/wiki/Plutus_(play)
http://classics.mit.edu/Aristophanes/plutus.html
※新しい神様にも関わらず劇に登場するほど人気と知名度があった
※(自分メモ)FGO先生の性格モデルなのでは…(ドS)
※(自分メモ)「イチジクの木の樹液」

※この劇中で詣でたアスクレピオスの神殿は、海沿いの国営の聖所だと考えられている。

 

 

 

 

紀元前300頃-246年以降まで生存 ロドスのアポローニオス

ロドスのアポローニオスによって『アルゴナウティカ』(アルゴー船メインの物語として現存する物語の中では最古)が書かれた

最新の本。本文の下に訳注がついているので分かりやすい

 

※アルゴー船の黄金の毛皮の伝説自体は吟遊詩人の口伝などによりこれ以前から存在する
※この時点のこの物語ではアスクレピオスはアルゴー船には乗っていない(エピソードとしてアポロンが息子の死で涙を流した話は載っている。直接の名前の記載はないがアスクレピオスを指している)

 

 

 

 

 

前291ローマの大疫病

ローマにもアスクレピオスの末社が作られローマ帝国にも信仰が広まっていく。

ローマの大疫病(紀元前291年)にさいして、シビュラの書により使節がエピダウロスに送られ、アスクレピオスに助けを求めた。

使節はアスクレピオスの神像を持ち帰ったが、彼らの船がテヴェレ川(イ:Tevere、英:Tiber)を遡行しているときに、航海中に隠れていたヘビが船から滑り出て、アスクレピオス自身がローマ市民を助けに来たと信じていた人々が歓迎している土手に上陸した。

この疫病の後紀元前291年にアスクレピオス神殿はテヴェレ川のこの島に建立された。

ギリシャおよびローマ医学の概観 (1914年)より
https://www.aozora.gr.jp/cards/001783/card56524.html
https://www.aozora.gr.jp/cards/001783/files/56524_67545.html

※この文章については興味深い記述が多いが、参考文献未記載のため改めて裏付け確認する必要があるかも

 

 

 

 

紀元前64年頃~紀元17年頃 ガイウス・ユリウス・ヒュギーヌス

※Fabulae(ギリシャ神話集)アルゴー船の乗組員にアスクレピオスの名前がある物語が書かれた

※(自分メモ)おそらくローマで広まった辺りが信仰の最盛期。

※信仰が広まるにつれて司る治療の種類が多くなっていく。

※戦争・疫病等の不安定な時代背景のなか治癒と癒やしの聖域を持つアスクレピオスの信仰が広まっていった

※(自分メモ)FGOでは「(生前の)最盛期の姿で召喚」とある。アスクレピオスの場合アルゴー船に乗っていた逸話を持っているこの時点が「神としての信仰や能力の最盛期」であることからこの時点のアスクレピオスが召喚されたとも考えられるのでは。

 

 

 

紀元前43年 – 紀元後17年または18年 オウィディウス

帝政ローマ時代最初期の詩人、オウィディウス の 『変身物語』 より。上記のローマの大疫病時にアスクレピオスの像と共に蛇が来たというエピソードに関しての記述。

 オウィディウス(Ovidius:英語名 Ovid、ローマ詩人、43BC-c.17AD)はこの神について次のように詠っている。

「私は私の神殿を出発して来た。
このヘビは野心的な動きをしている
私の杖は円を描いてヘビにすべての道を示している。
彼の形は大きくなり堂々とするだろうと思う、
そして神があるべきように変化し、ローマを助けるだろう。」
オウィディウス「変身物語」xv)

ギリシャおよびローマ医学の概観 (1914年)より
https://www.aozora.gr.jp/cards/001783/card56524.html
https://www.aozora.gr.jp/cards/001783/files/56524_67545.html

 

『変身物語』高橋宏幸訳、京都大学学術出版会〈西洋古典叢書〉全2巻、2019年-(2巻目は未刊)

※こちらの上巻にアスクレピオスの話は入っていない、はず。岩波の上下巻のほうが確実

 

 

 

紀元後83年頃 – 168年頃 プトレマイオス(トレミーの48星座)

プトレマイオスのアレクサンドリアでの天体観測は127-145年にわたって行われ、151年まで活動していたと考えられている。

プトレマイオスによって作られた星表に記された「プトレマイオス星座」は現在でもほぼすべてが現存している(アルゴー座のみ大きすぎるため廃止。4つの星座に分けられている)。

 

ただし、この星座はプトレマイオスのオリジナルというわけではなく、遡るとバビロニアの天文学、更にそれ以前のカルデア人の系統を引いている。もともとはカルデア人の神話を伴っていたが、ギリシャに伝わりギリシャの神話と結び付けられた。(オウィディウス『変身物語』が代表的)

※参考「星の神話伝説集成

 

クラウディオス・プトレマイオス(古代ギリシア語: Κλαύδιος Πτολεμαῖος, ラテン語: Claudius Ptolemaeus, 83年頃 – 168年頃)は、数学、天文学、占星学、音楽学、光学、地理学、地図製作学など幅広い分野にわたる業績を残した古代ローマの学者。エジプトのアレクサンドリアで活躍した。『アルマゲスト』、『テトラビブロス』、『ゲオグラフィア』など、古代末期から中世を通して、ユーラシア大陸の西半分のいくつかの文明にて権威とみなされ、また、これらの文明の宇宙観や世界観に大きな影響を与えた学術書の著者である。英称はトレミー (Ptolemy)。

https://ja.wikipedia.org/wiki/クラウディオス・プトレマイオス

 

トレミーの48星座

プトレマイオス星座(プトレマイオスせいざ、Ptolemaic constellations)は、2世紀の天文学者クラウディオス・プトレマイオスが作成した星表に見られる星座のことである。1970年代までは、しばしばトレミー星座と表現されていた。トレミーはプトレマイオスの英語形 Ptolemy に由来する。星座の数より「プトレマイオスの48星座(トレミーの48星座)」ともいう。

https://ja.wikipedia.org/wiki/トレミーの48星座

 

 

 

 

120年乃至125年頃 – 180年以後  ルキアノス

弁論家、風刺作品も複数。

グリュコン(別項目で説明)について述べた風刺作品「偽預言者アレクサンドロス」。

 

 

 

 

その後

※この後紀元後、キリスト教に信仰を完全に禁じられるまでアスクレピオス信仰は続く

※キリスト教は治癒・救済を売りにして勢力広げていたので真っ向から商売敵だったため弾圧・破壊を行った

※上の「偽預言者アレクサンドロス」の頃はキリスト教が勢力伸ばしてた頃らしい。

※聖書系の本でアスクレピオス関係の話を探したらまた別の話が出てきそうな予感がする

 

※論文があったのでメモとしてリンクを貼っておきます

「(続)キリスト教は出発点に錯誤はなかったか」

 

 

 

 

 

 

まとめ

神話系の話ではなく、歴史の上での信仰の広がりの話についてのメモになりました。

抜けている話もあるので後に付け足すかもしれません。

 

現在「古代ギリシアの生活」を紹介する本は複数ありますが、だいたいはポリス/アテナイについての話のようです。

上でも書いた通り文字史料として残っているのがこの時期からが多いからだと思われます。なので、アスクレピオスが生きていた時分の生活様式というよりは、ギリシャで信仰されていた頃の生活、という事になるようです。

 

アスクレピオスはモデルの人物が実在したのか、ミケーネ文明の頃の生活はどのようなものだったのか、気になります。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

このへん読めば信仰が広がる経緯について色々分かるんじゃないかなメモ

※アスクレピオスの生前の神話系の話というよりは、治癒神としての信仰がどのように広がっていったかという話がメイン

 

 

 

蘇る医神アスクレピオスの物語 序文・目次 (医歯薬出版株式会社HP)

アスクレピオスに関してのエピソードを集めた、という感じの本です。神話系の話だったり、アスクレピオス本人に関しての情報はそこまで多くないと思いますが、上記リンクの目次読んで判断してください。

発行元が「医歯薬出版」なためか一般図書館の蔵書が少なく、現在ほぼ大学図書館の蔵書になります。あと国会図書館。国会図書館では遠隔複写サービスもある(@25円)

大学図書館でも一般の方の閲覧が可能だったり、近くの図書館から大学図書館の蔵書を取り寄せ出来る場合もあるので、どうしても読みたい人はお近くの図書館HP等で確認してみてください。

 

 

 

いろいろとためになることが書いてあるんだけどむずかしかったというか、前提で知っていないと分からない事項がかなりあるんだと思われる…。説明無く色々な単語が出てくるので、最初に読んで分からなくて、色々読んだ後に改めて読み返したら少し分かるようになったけどやはり分からなかった。

 

 

 

https://56833713.at.webry.info/201007/article_8.html

※おそらくこの本が、近年発行されたアスクレピオス信仰についての本としては一番多くの事項を網羅していると思われる。書評の「著者の関心に従って余談を交えながら議論が縦横無尽に展開するので,馴染みにくいテーマながら一般読者にもとっつき易さを出していると思われる」に同意。

『癒しの民間信仰 ギリシアの古代と現代』の書評(リンク先にPDFあり)

この本の本文内で多数参照されている「ギリシア案内記(岩波文庫)」が横にあると更にいいかも。

 

 

 

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