ひよこ豆のペーストと香味野菜の素揚げコロッケがファラフェルで、その中でも特にそら豆で作りエジプトで食べられているものをターメイヤと言います(わかりやすさ優先で、そら豆で作っていてもファラフェルと表記している場合もあります)
シリア・レバノン・イラクではそらまめとひよこ豆を半分ずつ使ったものが多く、パレスチナ地方やイエメンではひよこ豆のみで作られることが多いです。
ターメイヤの材料のそら豆のほうが、ひよこ豆に比べて豆自体に味がある豆なので、あっさりした味のひよこ豆で作るファラフェルよりも、ターメイヤの方が味わい深いものになります。
ファラフェルは肉を使わなくてもボリュームがあるため、最近はヴィーガン(完全菜食主義)料理として脚光を浴び、野菜と共にピタパンに挟んだファラフェルサンドとして提供する店が増えてきました。
ターメイヤを扱う店はエジプト料理店に限定されて数少ないですが、ファラフェルの場合中東関係の料理店に加え、カフェ等でも提供している店が増えているため、ファラフェルで探してみると近場に見つかるかもしれません。
こんな感じの食べ物なんだ!という体験ができます。
でもやっぱりそら豆のターメイヤを食べてみたい!という人は乾燥そら豆とフードプロセッサーで自作もアリだと思います。
[参考資料]