東京コミコン2017のオープニングで鏡割りに使ったお酒の銘柄は?

東京コミコン2017のオープニングで鏡割りに使われたり、カール・アーバンさんが呑んだ日本酒の銘柄は何でどこのお酒?というわけでコミコン飲食振り返り紹介です。

当日のブースはD-08「株式会社7-O-Bridge(美術品・骨董品の買取販売)」でフードコート角の刀剣・鎧を展示販売していたスペースの裏側です。

ここに3社ほど?衣類や飲食販売のテーブルが入っていたのですが、事前情報がまったくなくて見逃してた…!!

というわけで開催後ではありますがこの内の一軒、日本酒のお店をご紹介。

神田にある東京最古の酒舗・豊島屋

神田発祥の酒舗 豊島屋の日本酒 – 神田限定販売 東京地酒「利他」

「昔徳川入国のその以前より草分けと、人も知ったる豊島屋は……、」と歌われていたように、豊島屋は江戸幕府が始まるより少し前、1596年に鎌倉河岸(現在の千代田区内神田2丁目の鎌倉橋交差点付近)で開業した。東京最古の酒舗。

初代当主十右衛門は “酒屋、及び安くて旨い酒を提供する店”を開き、酒の肴として、美味で、特別大きな田楽を販売して大評判となり、大いに繁盛したという(これを居酒屋の原型とする説もある)。

神田(千代田区)のお店なので、区内のお祭りや、靖国神社の屋台に出たりしてるようです。

3月末~4月初旬の花見の頃、千代田のさくらまつり内のさくらフェスティバル(桜が咲く頃の週末に開催)に千代田区商店街連合会の屋台が立ちますが、過去それに参加した事もあります。

もし千鳥ヶ淵に花見に行くことがありましたら、靖国神社の屋台に立ち寄るとお店のテントを見つけられるかもしれません。

鏡割りに使った&ネイサン・フィリオンさんが購入したお酒・純米大吟醸 利他(青瓶)

華やかな果実のような香りと綺麗な口当たりと、見た目にも美しい細めのプラネットブルーボトルが特徴の、特に女性に好評のお酒。
日本酒の中では比較的低めのアルコール度数のため、飲みやすさも評判。
Japan Timesにも紹介されたことのある、利他ブランドの最も売れ筋商品。

【原料米】八反錦(広島)
【精米歩合】50%
【アルコール度】 13~14%
【日本酒度】+1

神田発祥の酒舗 豊島屋の日本酒

ネイサン・フィリオンさんは青い瓶を1本購入して行かれたとのこと。

写真撮り損ねたのですが、木槌にネイサン・フィリオンさんがサインを残して行かれたそうです(鏡開きの木槌一個と物々交換したらしい)。

※当初「カール・アーバンさんが木槌にサインを残していった」という説明がされていましたが、後ほど「間違いでしたごめんなさい」とお店の方が訂正されています。

カール・アーバンさんが飲んだお酒・純米大吟醸 大利他(紫瓶)

ほのかに香る心地よい吟醸香、きれいで爽やかな甘さが特徴の利他ブランド最高級酒。
瓶は古来より「最高位」を意味する紫をベースカラーとし、ラベルは和紙を使用している。
International Sake Challenge4年連続受賞。また、出没!アド街ック天国(テレビ東京)など各種メディアにも紹介されている。

【原料米】八反錦(広島)
【精米歩合】40%
【アルコール度】16~17%
【日本酒度】±0

神田発祥の酒舗 豊島屋の日本酒

お酒飲めないんだけど!という人にはこちら

当日は「酒粕」(甘酒や粕汁等の調理用に使えます)、「酒まんじゅう」「マフィン」「クッキー」等が販売されていました。

神田のお店でも酒粕商品の取り扱いがあるので、お酒が飲めない人でも雰囲気を楽しめます。酒まんじゅうは温かいものも出してもらえます。

酒かすの洋菓子「酒カスイーツ」 神田の酒販店とビーガンスイーツ店がコラボ

「神田限定 東京地酒 利他」など日本酒のオリジナル商品を販売する神田の酒販店「Rita-Shop」(千代田区内神田1)で6月21日より、酒粕を使ったマフィンとクッキー「酒カスイーツ」が販売開始された。

「神田限定 東京地酒 利他」など日本酒のオリジナル商品を販売する神田の酒販店「Rita-Shop」(千代田区内神田1)で6月21日より、酒粕を使ったマフィンとクッキー「酒カスイーツ」が販売開始された。

※ヴィーガン—-簡単に言うと厳密な菜食(完全菜食主義者)で行う動物愛護。食べ物の場合、肉・魚・卵・チーズ・バター類・はちみつ・ゼラチンなど動物由来のもの全てを食べない。

コミコンには色々な立場の人が来ているので、こういったお菓子は需要があったと思います(フードコートの他のお店でも、魚だけや肉指定など材料を限定した料理がぼちぼち)

背景はコミコン会場で大人気だったシャークネード手ぬぐいでお送りしました。

シャークネード5 ワールド・タイフーン [DVD]

サイン木槌はいま何処にあるの?

『利他』を直売している神田の実店舗に行ってきました。

こちらでは1杯売り(角打ち)はしていないようです。やはり東京コミコンでの出店は気軽でお得…!

時々セミナー付き試飲会を開催しています

和酒や(時々試飲会を開催)

神田限定地酒・利他が各種揃っていて、全て購入できます。

そして店内のショーケース

サイン入り木槌が飾ってあります。

見せていただけるか聞いてみたら「まだどうするか決めていない」という回答でしたが、この時は棚から出して見せて頂けました、ありがとうございます!(木槌の件で最初に伺ったのが自分だったみたいです)。

今後も近くで見せていただけるかはわからないですが、お店に行くと「お酒や酒粕商品の購入ができる」「木槌が店に飾ってあるのを見せてもらえる」のは確実です。

興味のある方はぜひ神田のお店に買い物をしに行ってみてください。

お店への道順は次項目にて。

商品のお買い求めはこちら(実店舗案内)

実店舗の案内はありますが、通販の案内は公式にはないようです(2016年に直売の通販終了)。

神田限定販売 東京地酒利他は豊島屋ビルの「Rita-Shop」にて販売しております。

【営業時間】平日 11:30~18:00 (土日祝休)

お越しいただく際は念のためお電話頂ければ幸いです。

電話番号は「03-5283-1871」です。

〒101-0047 東京都千代田区内神田1丁目13−1 豊島屋ビル

食べログ(現時点地図情報と外観写真のみ)

リタ ショップ/Rita-Shop (小川町/和菓子)の店舗情報は食べログでチェック! 口コミや評価、写真など、ユーザーによるリアルな情報が満載です!地図や料理メニューなどの詳細情報も充実。

お店への道順

東京地酒「利他」を売っているアンテナショップ「Rita-Shop」への行き方(JR神田駅より)

JR神田駅南口から出て、右折。

右折したら高架をくぐる。

高架を出たら直進して、氷屋の角を曲がる。

(西口から出た場合は出たら左折して高架のトンネルの場所まで進み、氷屋の角を曲がる)

曲がった所の道を直進(550m・約6分)していくと、右手のビルの壁面にショップがあります。

JR・地下鉄の神田駅の他に、地下鉄大手町・小川町・淡路町・竹橋、JR新日本橋駅からも徒歩圏内です(10分以内)。

メモ・お店の沿革

調べている最中に、神田猿楽町(店舗)・東京東村山(酒蔵)にお店がある「豊島屋本店」さんが出てきました。

コミコンで出ていたお店は「東村山に酒蔵がある」とのことなので、同じ店か関連のお店だと思うのですが、HPで扱っているお酒が異なるので(少なくとも利他の取扱はない)もう少し調べてみました。

豊島屋本店HPより「豊島屋について」

昭和初期に政次郎は蔵を東京西部の東村山市に移設致しました。

大正12年(1923年)の関東大震災において豊島屋は店が倒壊しましたが、鎌倉河岸付近の美土代町にて再建を果たしました。

しかし、豊島屋はまたしても不運に見舞われ、昭和20年(1945年)の東京大空襲で店は全焼致しました。

その後、豊島屋本店は同じ場所で再開を試みましたが、連合国軍に接収されたため、再開は叶いませんでした。そこで豊島屋本店は再度場所を移し、現在の地である神田猿楽町にて再開致しました。

豊島屋本店は、酒蔵を別会社として分社化し、豊島屋酒造株式会社を設立致しました。

また接収解除後、豊島屋本店は元の美土代町の地にビルを建築し、有限会社豊島屋ビルを設立致しました。

検索していたらお店の求人情報記事ににわかりやすい説明がありました。

豊島屋Rita-Shopは、創業慶長元年(1596年)の造り酒屋である豊島屋の流れを汲んだ小さな酒屋です。
現在、豊島屋は醸造地を東村山市に構え、「屋守(おくのかみ)」「金婚」といった銘柄で日本酒ファンに親しんでいただいています。

そうした中、豊島屋創業の地、神田を大切にしたい、恩返ししたいという思いで生まれたお酒が「利他(りた)」。
神田を特別に思って頂ける方が一人でも増えますように、という願いを込めて、神田地域限定の日本酒として販売しており、豊島屋Rita-Shopはその「利他」のアンテナショップとして、日本酒や酒饅頭等を販売しています。

ご覧いただき有難うございます。豊島屋Rita-Shopは、創業慶長元年(1596年)の造り酒屋である豊島屋の流れを汲んだ小さな酒屋です。現在… (Rita-Shop) 神田のその他の無料求人広告・アルバイト・バイト募集情報|ジモティー

話をまとめると豊島屋本店は

東村山に酒蔵(昭和初期に移転) 豊島屋酒造株式会社FB

神田・猿楽町に本店(元の店がGHQに接収された後の移転先で、ここが現在の本社)

元々は神田美土代町二丁目1番地(現・内神田一丁目13-1)に店があった。GHQ接収解除後に過去に本店があった場所にビルを建てて「有限会社豊島屋ビル」を設立

この三箇所に関連の店があって、今回コミコンに出店しお酒を店頭で扱っているのは「有限会社豊島屋(ビル)」こと、神田限定のお酒「利他」のアンテナショップで、所在地は内神田一丁目13-1、ということのようです。

ところで豊島屋本店HPの「関連サイト」の豊島屋ビルへのリンクがぶっちぎれてるんですが…。利他に関する記述とかもないし、今回のコミコン出典に関する記述も……。

情報集めづらい!